皆様、おはようございます。実行委員長の植村でございます。会場の皆様、本日のこの式典にご参加頂き、誠にありがとうございます。心よりお礼申し上げます。また、本日は、安西塾長をはじめ塾関係者の皆様、そして服部会長をはじめ連合三田会の役員の皆様にご臨席を賜り、誠にありがとうございます。また、この大会にご尽力賜りました塾職員と連合三田会事務局の皆様、そして大会券や記念品や福引景品や模擬店や催し物の企画などなど各面でご尽力下さいました皆様に心よりお礼申し上げます。また、この大会の為に約1年半、お仕事や家事でお忙しい中、時間を割いて奉仕頂きました昭和40年,50年,60年,平成7年度卒業の実行委員の皆さん、本当にありがとうございました。
さて、今年の大会のテーマを、私達は“未来への先導者たち”“go for the future”と定めました。その理由は、2つございます。1つは、独立自尊の旗の下、福澤先生が私達に発した“全社会の先導者たらんことを欲するものなり”の精神を塾員は受け継ぎ、今や塾 出身者は、国内外の各分野で時代の先導者として素晴らしい活躍を されております。しかし、福澤先生が生きられた幕末 ・明治維新と同じ位の大きな変わり目の時代に、私達は立っていることからもっともっと沢山の時代の先導者を輩出すべきと私達は考え、このようにテーマを定めました。2つ目の理由ですが、3年後に創立150年を迎える慶應義塾は、さらなる発展と革新を期して、たくさんの事業を企画されておりますが、それらの事業のコンセプトを“未来への先導”と定められました。私達は、そのコンセプトに呼応していきたいと考え、このようにテーマを定めました。
さて、この連合三田会大会は、懇親の場であり、結束の場でありますが、加えて発信の場にもしていこうと考え、それを形にしようと、私達で本を作り、本日から全国書店で販売することとしました。題名は“10年後のニッポンを良くする24の提言”とし、政 ・財 ・官界にとどまらず文化 ・スポーツ ・NGOなど多くの分野で時代を先導する塾OB=24名の方々に執筆をお願いし、まとまりました。私達が知らなかった世界でこんな問題があり、それをこうすれば解決できるのだということを知らしてくれます。主要新聞雑誌も、書評欄でこの本を強く推薦してくれてます。今日、日吉の各所でも販売しておりますので、是非とも皆様手にとって頂きたいと存じます。
未来への先導者たちというメッセージを発信するこの大会が、慶應義塾の益々の発展に資するものになるであろうと確信しつつ、ここに2005年度慶應連合三田会大会の開会を宣言致します。ご静聴ありがとうございました。
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